スイングウェイトとガット張りが鍵

ラケットの性能は
【スイングウェイト】と
【ガット張り】で決まる

「ラケットの性能=モデルの性能」!?

ほとんどのプレイヤーは、自分でも気付かないうちに何となく「ラケットの性能=モデルの性能」と思い込んでいるように感じます。
というのも、ラケットの相談をお受けするとき「今はこういうモデルを使っているけれど、次は〜」というお話がほとんどだからです。
こんなふうに、ラケットの購入を検討するときには「どのモデルにしようか」と考えるのが一般的ですが、それを検討する前にぜひ知っておいて欲しいことがあります。
それは、「ラケットの最終的な性能は【スイングウェイト】と【ガット張り】で決まる」ということです。
もちろん、モデル選択は全く関係ないなどということではありませんが、それぞれの重要性は以下のグラフのような感じです。

「ラケットの性能=モデルの性能」と考えている方にとってはこうした表現は意外に感じるかもしれませんが、それぞれの重要性はこんな割合だとご理解いただければ、損につながる間違いを防ぎやすいでしょう。

10,000名以上のフィッティング実績

テニスワンはラケットドックで10,000名以上のプレイヤーにラケット・フィッティングを実施してきましたが、その経験を通して一般プレイヤーの実際のプレーに適した「スイングウェイトの数値範囲」と「ガット張りの状態」を把握してきました。
そして、スイングウェイトが不適切だと打球コントロールが難しくなり、ガット張りが不適切だとムダな力が入ることがわかっています。

スイングウェイト

「スイングウェイトなどという数値が有るなんて聞いたことがない」という方が多いかもしれませんが、ラケットには手に持って振ったときの重さを示すスイングウェイトという数値があって一本一本の個体差が大きく、同一モデルのフレームでもガットの有る無しくらいの違いがあることが珍しくありません。

そして、その数値次第でラケットの使いやすさが大きく左右されます。

テニスラケットのスイングウェイトについて
ラケットの重量やバランスポイントは静止状態の計測値なので「振った感じ」を判断するのには不向きです。テニスラケットは振って使うものなので「振ったときの動的な重量感」を知るには実際に振って計測するのが一番です。そして、この数値は1本1本の個体差が大きいのでボールの飛びなどのラケットの基本特性に影響します。 …

スイングウェイトについては、実際には、重すぎるケースより軽すぎるケースのほうが圧倒的に多いのですが、プレー上の弊害も軽すぎるほうが深刻で、「打つときに力んでいるよ」と指摘されるケースのほとんどはこれが直接の原因です。

ガット張り

テニスラケットはプレイヤーの運動の出口にあって、その運動で生まれたエネルギーをボールに伝える役目を果たすわけですが、ボールが実際に当たるのはガットなので、ラケットの最終的な性能はガットが決めているわけです。
プレイヤーの運動の出口がラケットで、そのラケットの性能の出口がガットなので、その最終的な出口がうまく伝わらない「フン詰まり状態」ではプレイヤーのやったことが正確にボールに伝わりません。
ですから、ガット張りがダメだと、どんなに優れたモデルを選んでも全部台無しなのです。

テニスガットの適切な硬さについて
「ガット張りの適切な硬さ」についてはいろいろな意見が有るようですが、私どもは「勝ちやすいかどうか」で判断するのが最も合理的だと考えます。プレイヤーの好みで決められていることが多いのですが、好きな打球感でも打球が失速していては元も子もありません。 …

さらに、ガット張りについては、私どもが適切だとしている範囲は「推奨テンション」から大きく外れています。

 「推奨テンション」は推奨できない
ラケットメーカーがカタログやフレームに記載している「推奨テンション」を信じてしまう方が少なくないのですが、実際問題として、この数値は適切ではありません。そのため、推奨テンション範囲の下限で張っても硬すぎる張り上がりになってしまうことが多く、そのせいでテニスエルボーになってしまうケースもあるので軽視できない問題なのです。 …

実際のプレーに適したガット張りは「テニスボールを効率良く飛ばす硬さ」に張り上げることとご理解いただければ、戦力アップと故障防止の両方に効果的です。

三拍子揃わないとダメ

ガット張りについては「切れていなければ十分使える」くらいに考えている方が実際に少なくないのですが、適切なラケットを選んでも意味がないくらいに損をしている可能性があるわけです。
ラケットは【モデル自体の性能】【スイングウェイト】【ガット張り】という三本の足で支えられた三脚のようなものなので、この内の一つがダメなだけでトータルで使いものにならなくなるのです。

ラケットドックでの現実

テニスワンのラケットドックでは、これまで10,000名以上のプレイヤーにご参加いただいていますが、その方々がそれまで使ってきたラケットの多くがモデル選択以前の問題、つまり、【スイングウェイト】と【ガット張り】が原因で打ちにくい状態になっていました。
ですから、【スイングウェイト】と【ガット張り】について、よく知らないで損をしているケースが現実にはとても多いということです。
「そんな細かいことはよくわからないし、まぁいいや」と考える方もいるかもしれませんが、プレイヤーの運動の出口にあるラケットが不適切だと、せっかくの熱意や努力がムダになってしまいます。


というわけで、「ラケットの最終的な性能は【スイングウェイト】と【ガット張り】で決まる」ということをしっかり頭に入れた上でラケット選びをご検討いただければと存じます。

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ラケット選びの最終目標はラケットの存在感を無くすことです。
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ガットの動きが悪いせいで起こるネットやアウトを、全部自分のせいだと思いたい人には、GUT LIVEは必要ありません。
◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、フェースから打ち出される打球の角度が毎回変わるので、その影響で打ショットの深さが不安定になります。

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