テニスのガット/環境の変化に合わせて変えたほうが勝ちやすい

2本の同じラケットを異なる硬さで
使い分けることをおすすめします

比べなければ分からない

「同じラケットが2本必要」などと言われると、「私はガットが切れないから要らない」と思われる方も多いでしょう。でも、2本目のラケットはガットが切れたときの予備ではなく、日々、使い比べるために必要なのです。

使用によってストリングの性能は劣化します。飛びが鈍くなって、打球の勢いが出にくくなるわけですが、そういうときにラケットが1本しか無いと、ラケットが原因だと考えずに「最近は調子が悪くて勝てない」と思ってしまうことがあります。
比べるものがないとラケットによるプレー上の不利益を感じ取りにくいわけです。

プレーの改善を目指して張りの硬さを変えたいと思っても、1本だと硬くしたほうが良いのか、柔らかくしたほうが良いのかの判断がしにくいでしょう。
ガットの種類を変えたときも、変えて良かったのかどうかは打ち比べないとわかりません。
2本目のラケットは使い比べて適切な状態を探すために必要なのです。

プレー環境の変化を打ち消すための硬さ調整

プレー環境が変化すると、その影響を受けて打球の飛びは変わります。
ボールの飛びに影響する要素にはいろいろありますが、その中でも最も影響が大きいのは「気温」でしょう。20℃の気温差でボールの飛びは約5~6mも変化します。
前日と10℃くらい変わることがありますが、それだけで3m前後も飛距離が変わるのです。

春や秋に多いのですが、ある時から急にストロークの調子が悪くなったりすることがありますが、これは気温変化の影響だと考えられます。
そんな時は、変化した環境に合ったセッティングのラケットを使えば余計なスイング調節をしなくて済むのですが、そういうラケットがないと「以前は良かったけれど、最近はずっと調子が悪いなぁ」ということになってしまいます。

複数本使い比べるのがベスト

合うラケットを合う状態で使い続けるためには、異なる面圧設定のものを複数本使い比べるのがベストです。プレー環境の変化に合わせて、スイングの調節感が一番少なくて気を遣わずに打てるものを選べば良いわけです。

気温の変化やコートの違いによって、合うラケットが変わることを体感していれば、ラケットのせいで調子が落ちたときにすぐに気付くようになり、本当の調子の波は実はそれほど大きくないということが分かるでしょう。

打球感の軽いものを選ぶ

複数のセッティングを使い分ける基準は、打ったときにボールが軽く感じて衝撃感が一番小さいものを選ぶということです。
そのときのプレー環境にフィットする硬さより硬い場合はゴツンという「硬い手応え」が生まれ、柔らかすぎる場合はズシンという「重さ」が生まれます。その両方を感じない中間の、アッサリした軽い打球感のラケットがその時にあったセッティングということです。

合うセッティングは日替わり

プレー環境の変化だけでなく疲労蓄積など、体調の変化によっても感じ方が変わります。
「この時期はこちらがベスト」というふうに決めつけずに日々チェックすると、意外にも合うセッティングが日替わりでコロコロと変わることが分かるでしょう。

ストリングの硬さが合わないと、適切な深さに打とうとするときにスイング調節が生まれます。打つときにちょっと力んだり、腕が縮んだりというようなことが知らないうちに始まってしまうのです。打つときに変な力が入ってしまうのはストリングの硬さが合っていないわけです。
変な調節感がなく開放的に振り抜けているときに打球に勢いが生まれ、打球も伸びます。

使い分けの基本パターン

基本的に、ボールが飛ぶときは硬いほう、飛ばないときは柔らかいほうです。例えば、練習初めは柔らかいほう、暖まったら硬いほう、ハードコートでは硬いほう、オムニ等の遅いコートでは柔らかいほう、追い風では硬いほう、向かい風では柔らかいほうということです。表にするとこんな感じです。

◆気温  ⇒高い  ⇒飛ぶ ⇒硬いほうが良い [低い場合は逆]
◆気圧  ⇒低い(高原)  ⇒かなり飛ぶ ⇒かなり硬いほうが良い
◆コート ⇒ハード ⇒球足が速い ⇒飛ぶ ⇒硬いほうが良い
⇒オムニ・クレー ⇒遅い  ⇒飛ばない ⇒柔らかいほうが良い
◆風   ⇒追い風 ⇒飛ぶ ⇒硬いほうが良い [向かい風は逆]
◆疲労度 ⇒バテた ⇒体の力が出ない ⇒飛ばない ⇒柔らかいほうが良い
◆体調  力の出る日と出ない日がある ⇒体調が悪い日は柔らかいほう

まずは試してみてください

調子の悪い日に硬さの違うラケットに持ち替えたら、変な力が抜けて急にショットが安定し始める—–ということを体験しないと、セッティングの異なるラケットを持つメリットは、なかなか理解されないと思います。でも、それを一度でも体験すると、ストリングできちんと対応すれば、調子の波がそれほど大きくないことが分かるでしょう。
プレー環境の変化でラケットが合わなくなった時に、自分のせいだと思ってスイングをいろいろ修正したことが原因で、本格的に調子が悪くなるというケースもあります。

プレー条件の変化 ⇒使うラケットは変えない ⇒条件変化の影響で調子が変わる
プレー条件の変化 ⇒変化に合わせてセッティングを変える ⇒調子の波が小さい

まずは、同じラケットでスイングウェイトの近いものを用意して、面圧を55と52、52と50というような組み合わせで使い比べてみられてはいかがでしょうか。
合うラケットを使っていると、ストリング・セッティングのズレが敏感に分かるようになります。そうすると、合わないセッティングによるミスを自分のせいだと考えなくなるので、余計なストレスも減るでしょう。

ストリングをきちんとメンテナンスして快適な状態をキープしてください。

Click!⇒ガット張りの理想とは
ズバリその答えは「打球感を無くすこと」です。「打球衝撃を最小限にするセッティング」が実現すれば「インパクトでヘッドが走る状態」になります。そして、手応えが軽くなってヘッドが走れば打球が伸びて沈むようになり、相手コートで弾んでからの失速が減ります。それくらい、適切なガット張りは大切なのです。


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ガットの選び方

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ガットについて
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◆テニスラケットは完成品ではない
ラケットを活かすも殺すもガット張り次第
テニスラケットは完成品ではありません。ガットを張らないとボールが打てないので半完成品です。
そして、実際にボールを打つのはラケットのフレームではなくガットなので、ガット張りが最終的にラケットの使い勝手を決めるわけです。
テニスワンは10,000名以上のラケットフィッティング経験を通じて、ガット張りが適切でないせいでプレイヤーが損をしている現実を数多く見てきました。(参照⇒ラケット・フィッティング
そして、「ガット張りの適切な硬さの範囲」を実証的に把握してきましたが、それは、ラケットに表示してある「適正テンション」の範囲とは大きく異なリます。(参照⇒推奨テンションは適切ではない
楽しく快適にプレーできるかどうかはガット張りがカギを握っています。
適切な張り上げで爽快に打てるラケットをテニスワンで手に入れてください。
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GUT LIVEなんて必要ない!

ガットの動きが悪いせいで起きるネットやアウトを、全部自分のせいだと思い込んでいる人には、GUT LIVEは必要ありません。


◇インパクトでボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにスルッとネットすることが多くなります。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、ガット面から打ち出されるボールの角度が毎回変わるので、その影響で打球の深さが不安定になります。
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プレイヤーの戦力はラケット次第!
使うラケットとの相性の良し悪しはプレイヤーの戦力に大きく影響します。でも、プレイヤーが自分の戦力を正確に把握するのは困難です。
なぜなら、テニスはとても忙しいスポーツで、自分の打球の状態を正確に把握しようとするとプレーが続けられないからです。
そのため、打球に伸びがなくて安定性に欠けるような不利な状態でも、それに気づかずに相性の悪いラケットを使い続けるケースが、技術レベルに関係なくとても多いわけです。
相性の良いラケットに出会うためには人体実験が必要で、しかも、その実験の過程を観察して客観的に判断する仕組みが必要です。

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前半と後半で別人のように変わる様子をご確認ください。
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