ナチュラルガットの耐水実験

テニスのナチュラルガットの耐水実験

ナチュラルガットの耐水実験をやってみました。
結果を一言で表現すると、「それほどダメじゃない!」

雨上がりの壁打ちコートで、バケツに水を入れてそれにボールを沈めて、たっぷりと水を含んだボールをガットにこすりつけました。

ナチュラルはバボラで一番高いVSチーム125。
「何でそんなもったいないことを!」と言われそうですが、これしか使い込んだ2本セットが無かったんです。
当然、1本はGUT LIVE無しで、もう1本はGUT LIVE有り。

ガットに水をつけた段階では、GUT LIVE有りは水を弾いて期待感が膨らみました。
2本を交互に使いながら、しばらく打ってはボールを水に浸しつつ、意識的に回転をかけてガットの負担を増やすように壁を相手に打ちました。

雨上がりの日差しに、ボールからほとばしる水しぶきがキレイでした。

なぜ壁打ちかと聞かれれば、そんな実験につきあってくれる物好きな相手が居なかったからです。
おかげで壁に無数のボールマークが付いて、後で雑巾がけをする羽目になりました。

その結果どうなったかというと、GUT LIVE有りでもガットはすっかり水がしみて、ちょっとふやけたような感じになりました。
ふやけ方はGUT LIVE無しのほうが大きいですが、GUT LIVE有りに期待したのでちょっとガッカリ。

でも、GUT LIVE無しも含めて、そのまま打っていても使えそうで、すぐに切れてしまうということはありませんでした。
そのまま乾かすと、GUT LIVE無しはストリングの交点を接着剤で固定したラケットのようにガッチリ固まってしまいました。
GUT LIVE有りも固まりましたが、再びGUT LIVEを塗ると動くようになりました。
ガットが動く動かないの違いはありますが、両方とも再度使用可能な状態です。

というわけで、冒頭の結論「それほどダメじゃない」に至るわけです。

私自身の反省ですが、こうした検証をせずに、ただ闇雲に「ナチュラルに水は絶対ダメ」と長年言い続けてきたことを悔いています。
これからは言い方を微妙に変えます。

張りたての新品にバシャッと水をかけるくらいは問題ないでしょう。
濡れたボールを打ち続けるとダメージが発生しますが、そのダメージは致命的なものではなく、新品であるほど少なく、GUT LIVEなどの撥水潤滑系保護材でカバーすれば影響は軽微です。

2本持っていてナチュラルを張る場合、もう1本にナイロンを張る方が多いのですが、私自身は、ナチュラルは雨に弱いからナイロンを使うという判断には、あまり賛成しません。

なぜなら、ナイロンも水を吸収しますので、雨で使用後に乾かせば、GUT LIVEを塗らないと使えないくらいにバリバリに固まります。

また、次のような理由もあって、いつも使うラケットの使用自体を考え直してはいかがでしょうか。

この実験で打っていて「重いなぁ」と感じたボールの重さを実際に量ってみました。
その結果、普通の状態で58gのボールが水を含むと76gくらいと30%も重くなるのです。
これは、いつもと違うボールを使ったスポーツといっても良いでしょう。
やはりこういう場合は、いつも使っているラケットより、いつもと違うラケットのほうが使いやすいでしょう。

具体的には、スイングウェイトは同じか少し重いくらい。
パワー的には、重いボールに負けないように飛ぶラケット。ストリングは柔らかめ。
これが「雨」限定仕様のラケットです。
以前使った中厚か厚ラケでストリングが伸びていればピッタシという感じです。
ということで、雨のテニスでは、プレー環境が違いすぎるので、普段と同じラケットを使う理由がないのです。

普段使うラケットにはナチュラルを張っていて、雨用に同じモデルをナイロンで張り上げても、普段はナチュラルしか使わないだろうし、雨のテニスでは普段と同じモデルを使う意味がないということなら、両方ともナチュラルを張ったほうが平均的に使えて良いのでは、というのがTENNIS-ONEの結論です。

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知らないと損
ガットについての情報

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◆ガット張りを工夫しても「適切なガット張り」は見つからない
ガット張りについての関心が高い方には残念なことですが、でもこれは、まぎれも無い事実です。
その事実とは、「ガット張りだけでは適切なガット張りを見つけられない」ということで、ガット張りについてどんなに深掘りしても、それだけでは快適なセッティングを見つけることはできません。
なぜなら、ガットだけではボールを打つことができないからです。
ガットはフレームに張らないと使えませんが、そのフレームがプレイヤーに合っていないと、どんなにガット張りを工夫しても快適に打てる状態にはなりません。
ですから、快適に打てるセッティングを見つけるには、その前に「自分に合うラケット」を手に入れることが必要なのです。
でも、この話はもっと複雑で、ガットだけではボールを打てないのですが、同じ理由で、フレームだけでもボールは打てないので、自分に合うラケットを手に入れるには、適切なガット張りがされているラケットを試打することが必要なのです。
なぜなら、ガット張りが不適切なラケットをいくら試打しても良い状態にはならないので、時間のムダになってしまうからです。
テニスワンのラケットドックには適切なガット張りが施されているラケットが用意されているので、プレーが良くなるラケットが見つかります。Click!↓

GUT LIVEなんて必要ない![広告]
ガットの動きが悪いせいで起こるネットやアウトを、全部自分のせいだと思いたい人には、GUT LIVEは必要ありません。
◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、フェースから打ち出される打球の角度が毎回変わるので、その影響で打ショットの深さが不安定になります。

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