力んでしまうのはラケットで直る

ラケットで変な打ち方は直る
力んでしまう

myface02テニスラケットの特性はプレイヤーの打ち方に大きな影響を与えますが、プレイヤー自身にはそういう自覚が無いため、打ち方が悪いのは100%自分のせいだと考えられていることが多いようです。
でも、ラケットのせいで何かか起きている場合、それは、ラケットの特性にプレイヤーの身体が反応した結果なので、その状態をプレイヤーの努力や工夫で直すのは困難です。
なので、そんなことに時間を使っていると、上達への熱意と時間がムダになってしまいます。
そして、そういうケースは意外に多いので、これから述べるいろいろな症状に思い当たる点がある方は、ぜひ、参考にしていただければと存じます。

打つときに力んでしまう

これについては、力んで打つことを本人が強く望んでいるケース以外は、ほぼ100%ラケットで直せるでしょう。
打つときにどうしても力んでしまうという人は結構多く、本人に自覚が無いケースも含めれば、かなりの割合にのぼると思われます。
そういう場合、普通は「もっと力を抜いて!」と注意されるわけですが、この取り組みは成功しないことが多いようです。
なぜなら、打つときの力みは身体の反射的な反応なので、それを意識的に修正するのは難しいからです。

インパクトの打球衝撃

ではどうして反射的に力んでしまうのでしょうか。
それは、インパクトの衝撃が強いからです。
人の身体は、外から強い衝撃が加えられることが予想されると、それをリラックスして待っていることは普通はできません。
どうしても身体を固くして身構えてしまうわけです。
ボールインパクトで強い衝撃が予想される場合、グリップを柔らかく持っていると衝撃ではじかれてしまうので、ギュッと握りしめると同時に腕全体に力が入ります。
野球で速い送球をキャッチしようとするときには、グローブを持つ手に力が入りますが、それに近いかもしれません。
予想される衝撃に対して力が入るのは「どうしてもそうなってしまう身体の自然な反応」なので、それを意識的にやめようとしてもうまくいかないでしょう。

打球衝撃が強くなる
2つのパターン

それではなぜ、インパクトで強い衝撃があるのでしょうか。
テニスプレイヤーの全員が力んで打っているわけではないので、ということは、インパクトで強い打球衝撃が発生するケースとそうでないケースがあるわけです。
そして、どういうときに打球衝撃が強くなるかについては、大きく分けて二つのパターンが有ります。
その一つは「スイングウェイトが軽すぎる」で、残りのもう一つは「ストリング・セッティングがハードすぎる」です。

スイングウェイトが
軽すぎる

テニスラケットには、「重量」「バランスポイント」のほかに、「スイングウェイト」という数値が有ります。
プリンス以外のラケットブランドのカタログには「重量」と「バランスポイント」しか書かれていないので、「スイングウェイト」なんて知らないという方も多いと思われます。(スイングウェイトについては、こちらのページを参考にしてください。)
スイングウェイトの数値が軽すぎると飛んで来るボールに負けやすくなるので、インパクトでボールの重さと衝撃を感じるため、力を入れてそれに耐えようとします。
重量が軽いと打ち負けやすいと思っている人が多いのですが、実際には重量ではなく、スイングウェイトが軽いと打ち負けやすいのです。
また、スイングウェイトが軽いとわずかなオフセンターヒットでも面がブレやすくなるので、グリップを強く握るようになります。
ですから、太すぎるグリップを好む場合などは、上記の症状に陥っている可能性が高いでしょう。

ストリング・セッティングが
ハードすぎる

単純に言えば「飛ばないセッティング」です。
高いテンションで硬く張り上げたり、ナイロンより飛びの悪いポリを使ったりして、飛びを抑えたストリング・セッティングということです。
アウトが多いときに、飛び過ぎを防ごうとしてこうしたセッティングになるケースが多いのですが、飛ばない分だけ打球衝撃は強くなります
こうした打球衝撃は、打ったときの「打ち応え」や「手応え」として一部で好まれる傾向があるのですが、残念ながら、打球衝撃が強ければ強いほど打球が失速して軽くなり、プレイヤー側の故障発生率も高くなります
ただ、打っている側には「しっかり打った」という達成感が生まれるので、「手応えを求めて力んで打つ状態」から抜け出すのは簡単ではないようです。

打球衝撃は
出戻りエネルギー

ここまで書いてきたように、スイングウェイトが軽すぎたり、ストリング・セッティングがハードすぎたりすると、プレイヤー側のスイングパワーが打球に伝わりにくくなるので、インパクトで発生した衝突エネルギーがプレイヤー側に戻ってきます
その出戻りエネルギーが打球衝撃なので、それが強ければ強いほどプレイヤーが損をしていることになるのですが、しっかり打っているという満足感のほうが強いので、その不利な状態を自覚できるケースはあまり多くはないようです。

力みはヘッドスピードの敵

道具でボールを打つスポーツは、テニスの他にもいろいろありますが、インパクトに力を入れることが推奨されているスポーツはありません。
バットやクラブを振ってボールを打つ際にはヘッドスピードがキーポイントなので、インパクトに向けての力みは大敵なのです。
インパクトに力を入れるのは打球衝撃をブロックしようとする動きなので、そうした動きてはヘッドスピードが落ちてしまいます。
もともと、「インパクトに力を入れる運動」と「ラケットを速く振る運動」とは相容れないわけです。

報われない努力

その結果、力を入れれば入れるほど、インパクトに向けてヘッドスピードが落ちるので、打球の勢いと伸びは無くなります
そうすると、力を入れて打っているのに思ったほど打球の勢いが出ないので、もっと力を入れて打とうとするわけです。
がんばっている割りに結果が出ないともっとがんばろうとするため、力みの悪循環が始まってしまいます。
力んで打っているプレイヤーの多くは、強いショットを打とうとする努力が報われていない感じを持っているのではないでしょうか。

強い打球衝撃を発生する
ラケットを取り除けば良い

ここまで書いてきたように、力んで打つのは「強い打球衝撃の発生⇒力を入れて打とうとする⇒打球が失速する⇒もっと力を入れる」という仕組なので、最初の「強い打球衝撃の発生」を無くせば、そのあとの悪循環も無くなります
ですから、スイングウェイトの重いラケットに持ち換えて、ストリング・セッティングを飛びが出やすい状態に変えれば、力みは消えるはずです。
単純に、飛び過ぎるラケットを使えば、打球を相手コートに入れようとする限り、力んで打つことができなくなるわけです。
その状態でも力みが消えないケースがあるとすれば、本人が強い打球衝撃の快感を忘れられずに、それを復活させようと努力している場合だけでしょう。
ですから、力んで打ちたいと本人が強く念じているケース以外は、強い打球衝撃を発生するラケットを取り除きさえすればムダな力みは消えるはずです。

「打つときの力み」以外にも、以下のような症状はラケットで解決できるかもしれません。お楽しみに。


「テニスラケットで変な打ち方は直せるシリーズ」

力んでしまう(現在のページ)

フォロースルーが小さい

腕が縮むのはラケットのせい

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◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、フェースから打ち出される打球の角度が毎回変わるので、その影響で打ショットの深さが不安定になります。

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