REVO CV5.0 2018 /スリクソン

SRIXON by DUNLOP
REVO CV5.0

スリクソンのCVシリーズ3モデルが全てモデルチェンジして、今回からの新モデルも3つ追加されて合計6モデルになりました。

今回追加された3モデルは全てモデル名に「F」が付くので、従来から引き継ぐモデルグループを「CV」、新登場のモデルグループを「CVF」として区分けさせていただきます。

この「REVO CV 5.0」は従来から続く「CV」グループの中では比較的楽に飛ぶ心アイテムです。

カラーリングについては、「CV」グループはこれまでの色調をほぼ引き継いていますが、従来のようなグラデーションによる色の切り換えがなくなって、ハッキリとした色の切り換えに変わっていて、優しいイメージからちょっと強そうなイメージになっています。

このように、今回の「CV」グループ3タイプのモデルチェンジについては、これまでの何度かのモデル更新時に比べて大きく変わったという感じがします。

「CV」と「CVF」の最も大きな違いはシャフトのパイプ形状で、これまでの「CV」はシャフトの外側部分をV字形にヘコませた形状なのに対して、「CVF」はヘコミのない丸いパイプ形状になっています。

このV字形のヘコミは、シャフトの曲げ剛性を低下させて「しなり」を生む狙いです。
それに対して、丸いパイプ形状のほうが曲げ剛性が強いので、鋭い弾きを目指した構造ということになります。

そして、「CV」のV字形のヘコミは旧モデルより深くなっています。つまり、これまでより「しなり」を強調する作りなのです。

また、旧モデルのパイプ形状は、手触りも含めて丸い印象なのに対して、新モデルはシャフトの手元部分がピュアアエロに似た四角い形状なのもあって全体に鋭角的で角ばった印象です。

スペック数値上は前作とほとんど変わらないのですが、フレーム厚の数値が数値が少し変わっています。
旧モデル:21mm-19mm-26.5mm-23mm
新モデル:23mm-19mm-26.5mm-23mm
つまり、手元の厚みが2mm増していて、これは本来であれば剛性アップにつながる変更なのですが、「しなり増」を狙ったシャフト形状との相殺で、若干「しなり」が勝っている印象です。

「しなり」があると、その分、弾きの鋭さが失われるため打球が素直に出ていかなくなるのですが、そうした特性は「REVO CV 3.0」より「REVO CV 5.0」のほうが顕著に感じられるかもしれません。
というのも、「REVO CV 5.0」の最小フレーム厚はシャフト部分の「19mm」で、これは、シリーズ中最も薄い数値なので、シャフトのV字形のヘコミが深くなったことの影響を強く受けるわけです。

これまでの「CV 5.0」は、力のないプレイヤーが楽に飛ばせるという性格と、パワーのあるプレイヤーが振って押さえ込めるという性格を併せ持った「二重人格的な側面」があったのですが、楽に飛ばせるという性格がほんの少し後退して、振って押さえ込む性格が少し前面に出てきたように感じます。

そのため、102というフェースサイズと軽量の重量設定ながらも、パワーヒッターが使えるモデルとして受け入れられる可能性があり、そのための印象作りには今回の「強そう系」へのデザインチェンジは有効かと思われます。

若干の「しなり感」があるおかげでインパクト時の打球衝撃の「カド」が取れてマイルドな打球感がもたらされるのと同時に、インパクトタイミングの許容性が高められています。


フェースサイズ:100平方inch
平均重量:280g
フレーム厚:23-19-26.5-23.0mm
フレーム定価:33,000円+税

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