REVO CV3.0 2018 /振り抜いて押さえ込みたい人に!

SRIXON by DUNLOP
REVO CV3.0

大きく変わった!

今回のモデルチェンジによって、このモデルの性格は大きく変わったと私達は判断しています。
ですから、前作の「REVO CV 3.0」とこのモデルを併用することは避けたほうが無難です。
その変化の秘密はシャフトに深く刻み込まれた「V字形のヘコミ」にあるようです。

CVシリーズが2つに分裂!

スリクソンのラケットラインナップには、大きく分けて「ノリ系のCX」と「弾き系のCV」という2つのシリーズがあり、今回は後者の「CV」シリーズのリニューアルなのですが、モデルチェンジと同時に新たに3モデルが追加されて合計6モデルのシリーズ構成になりました。
そして、新たに追加された3モデルと従来からの3モデルは性格が大きく異なるため「CVシリーズが2つのグループに分裂!」ということになるわけです。

何が違うのか

今回新たに追加された3モデルは、全てモデル名に「F」が付くので、従来から引き継ぐモデルグループを「CV」、新登場のモデルグループを「CVF」として区分けさせていただきますが、「CV」と「CVF」の最も大きな違いはシャフトのパイプ形状です。
これまでの「CV」は、シャフトの外側部分をV字形にヘコませた形状なのに対して、新しい「CVF」はヘコミのない丸いパイプ形状になっています。
このV字形のヘコミはシャフトの曲げ剛性を低下させて「しなり」を生む狙いです。
それに対して、「CVF」グループの丸いパイプ形状のほうが曲げ剛性が強いので、鋭い弾きを目指した構造ということになります。

この「REVO CV 3.0」は従来から続く「CV」グループの中心モデルですが、前作の「REVO CV 3.0」から「弾きの良さ」を受け継いだのが「REVO CV 3.0 F」で、前作の「ノリ」を少し良くしたのが新作の 「REVO CV 3.0」という形で、一つのモデルを2つの性格に分離したのが今回のモデルチェンジだと言えるでしょう。

また、旧モデルのパイプ形状は、手触りも含めて丸い印象なのに対して、新モデルはシャフトの手元部分が現在のピュアアエロに似た四角い形状なのもあって全体に鋭角的で角ばった印象です。

「しなり」の影響

そして、「CV」グループのV字形のヘコミは前作より深くなっています。
つまり、これまでより「しなり」を強調する作りなのです。

では、シャフトがしなるとどうなるかということですが、一言で表現するとインパクトでの「粘り」が生まれます。
つまり、「スコーン」と素直に弾く感じが後退して、一瞬「グイッ」とシャフトに乗るような食い付き感が得られるわけです。

多くの場合、シャフトのしなりによって打ち出される打球は、ネットを越えるあたりから後半の伸びがあるのが特徴で、今はなくなってしまったイギリスダンロップの300シリーズなどはその特性がハッキリ出ていて、振ったあとにボールが出て行って、グンと「あと伸び」するような印象の球筋でした。

また、しなりによるほんのわずかな「間」があるおかげで、インパクトタイミングの小さな誤差が打球スピードの低下に直結しない程度の少し易しい許容性がもたらされるようです。
もっと言えば、あまり神経質にならずに、振っていけば何とかなるくらいの感じと言えるかもしれません。

良いことばかりではない

こんなふうに書くと、しなりがあるのは良いことのように感じられるかもしれませんが、通常、ラケットの特性というものは良いことばかりではなく、長所は、裏返せばそのまま短所というケースがほとんどです。
というわけで、「しなり」によるわずかな「ノリ感」は、悪く言えば「素直に出て行かない」ことにつながるので、従来モデルより少しだけ余計にスイングパワーが必要になるかもしれません。

もちろん、人によって感じ方はそれぞれなのですが、「しなり」による打球の伸びを獲得するには、ネバリを引き出すだけのパワーが必要ということです。

逆に言えば、前作より無造作に振っていける性格という言い方もできます。

このように、「従来モデルよりスイングパワーが必要」と書いたりすると、「自分には使えるのかな」と思ってしまう人が居るかも知れませんが、そうは言ってもフレーム最大厚26mmのモデルなので、普通に使って飛ばないと感じる可能性は低いでしょう。

新しい組み合わせ

こうした、シャフトの粘りが使えるタイプのラケットは、フレーム厚が20mm〜22mmくらいのもっと薄いモデルでは過去にもいくつかあったのですが、フレーム最大厚26mmのモデルではちょっと記憶にありません。
ですから、「フレーム最大厚26mm」というスペックと「しなり」というキーワードは、これまでにない新しい組み合わせと言えるでしょう。

コントロールされた変形

「しなり」と言うと聞こえは良いのですが、別な言葉で言い換えれば、「打球衝撃によるフレームの変形」なので、フレームの剛性が不足していた過去のラケットではオフセンターヒット時のバイブレーションの元になるため、これが発生しないようにすることが開発の目標だった時期もありました。

でも、フレーム剛性を上げることについては素材面などからとても容易になった現在では、逆に、意図的に変形を発生させることで新しいパフォーマンスを得ようとする取り組みが可能になったわけです。
シャフトの外側部分をV字形にヘコませるという面倒な構造を採用したのも、コントロールされた変形を生み出すのが狙いだと言えます。
そういう意味では、過去には似たタイプがなかったわけで、ラケットの新ジャンルと言えるでしょう。

プレイヤー適正

このラケットと相性が良い「シャフトの粘りを有効に使えるプレイヤー」は、上方向にこするスイングではなく、厚い当たりでビュンと振り抜くだけでグイッと沈む球筋が手に入るでしょう。
振り抜いてわずかなタイムラグがあってからボールが飛び出していく、というようなスイングイメージがフィットするかもしれません。


ここまでの内容については、あくまで、このモデルが合っている人にはこのように感じるでしょうという推測であって、合わない人にとっては別の印象になるはずです。
さらに、このモデルの中で適切なスイングウェイトの個体を選んで、適切なストリング・セッティングを施した場合に限って言えることなので、その前提条件がクリアされなければこの内容とは違った印象になるでしょう。


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