テニスラケットをパワーレベルで選ぶ

パワーレベルでラケットを選ぶ

テニスラケットには、良く飛ぶタイプのものから、飛びを抑えたタイプのものまで、さまざまなパワーレベル(ラケットがボールを飛ばす力の程度)のラケットがあります。
プレイヤーとの相性を考える際の基本は、パワーの有るプレイヤーには飛ばないラケットあまりパワーの無いプレイヤーは楽に飛ぶラケットという組み合わせです。
パワーの有るプレイヤーが飛びの出やすいパワーの有るラケットを使うと、アウトが出やすくなり、その逆の、パワーの無いプレイヤーに飛ばないラケットという組み合わせでは、ネットするケースが増えてしまいます。
ラケットを振るときの力をあまり調節せずに、適当な力加減で振った時に適切な深さに飛ぶラケットを選べば、動きがシンプルになってミスが減ります。

飛びを抑えたタイプ
飛ばないラケットはパワーの有るプレイヤー向け

飛びを抑えたタイプとは、カタログ上の数値(スペック)でいうとフェースが小さく、フレームが薄いタイプということです。
具体的な数値としては、フェースサイズが90~100平方インチでフレーム厚が17~22mmくらいのモデルのグループです。
飛ばないラケットは飛ばすのが大変でつらそうに感じますが、パワーの有るプレイヤーにとっては、変に運動を抑えることなく気ままに振れるので、ストレスなく打てます。
スイングのパワーを抑えるより解放したほうが運動としては楽なので、飛ばないラケットのほうが適当に打てる感覚があれば、こちらのタイプが向いているということです。
ただ、飛びを抑えたタイプのラケットにはプロが使っているモデルも多く、憧れだけでそういうモデルを選んでしまうケースもあるようです。
そうしたケースでプレイヤーのパワーが不足している場合は、いつも力んで打つことになるため、ショットが不安定になります。
無理に力んで打つようなモデルは上達のさまたげになるだけですので、背伸びをして使いこなそうと努力しても良い結果は出ません。適当に振れるモデルが最適とお考え下さい。
スイングパワーがある方に向いた「飛びを抑えたタイプ」は以下のようなモデルです。

飛びを抑えたタイプの
ラケット例はこちら!

中間的な飛びのタイプ

文字どおり、「飛びを抑えたタイプ」と「飛びの良いタイプ」の中間的なグループです。
カタログスペックの具体的な数値としては、フェースサイズが98~105平方インチで、フレーム厚が23~25mmくらいのモデル群です。
スイングを変に抑えたり、無理に力んで振らなくても適切な深さ(相手コートのサービスラインとベースラインの中間点くらい)に落ちるモデルを選べば、余計な調節を繰り返さなくて済むので、運動が簡単になり、ミスが減ってショットが安定します。
これらのグループは、現在のラケット市場でも売れ筋の中心になっています。
標準的なパワーレベルといわれるグループのフェースサイズやフレーム厚は、以前に比べると小さく薄くなってきています。
その理由は、カーボン系素材の性能向上が進んで、同じスペック数値のラケットの飛びが以前より良くなってきたためです。
ですから、今まで使ってきたラケットよりフェースが小さくなっても、ボールが飛ばなくなるケースはそれほど多くはないと思っていただいて良いでしょう。
多くのプレイヤーにフィットしやすい標準的なパワーレベルのラケットは、以下のようなモデルです。

中間的な飛びのタイプの
ラケット例はこちら!

飛びの良いタイプ

飛びの良いラケットとは、カタログ上の数値(スペック)でいうと、フェースが広く、フレームの厚みが厚いタイプということです。
具体的な数値としては、フェースサイズが100~120平方インチで、フレーム厚が25~30mmくらいのモデル群です。
良く飛ぶラケットは力が要らずに楽に打てそうな気がしますが、そうとも限りません。
テニスコートにはこれ以上飛んではいけないという限界ラインがあり、良く飛ぶラケットはそこを簡単に超えやすいのです。
アウトを防ぐために抑えて打つ感じがしたら、ラケットのパワーが有りすぎということです。
反対に、プレイヤー側のスイングパワーがあまりない場合は、良く飛ぶラケットは無理に力まなくても、ボールが短くならずに遠くまで飛んでくれるので、とても助かります。
スイングのパワーがあまりない方に向いた「飛びの良いタイプ」は以下のようなモデルです。

飛びの良いタイプの
ラケット例はこちら!

ほとんどのプレイヤーは
ラケットで損をしている!

・・・・・というのが10,000名以上のラケットフィッティングで得た結論です。合わないラケットはミスを増加させてショットの勢いを無くすだけでなく、プレイヤーの動きを悪くして故障の原因にもなります。

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