BURN 95CV/WILSON

WILSON
BURN 95CV

基本特性:弾き
パワーレベル: 3.5

BURN 95CVウイルソンの伝統的なモデルとも言える「PRO STUFF」でさえ、フェデラーの要求に応じて年々スペックを変えてきている中で、2002年に発売された「HYPER HAMMER 5.2 95」からスタートして、「TOUR 95」✕6モデル、「STEAM 95」✕2モデル、そして、「BURN 95」の2作目として発売された今回の「BURN 95CV」まで、フェースサーズ、フレーム厚、全長、ストリングパターン全てが不変のままで10回のモデルチェンジを重ねてきたモデルは、ウイルソンだけでなく他のラケットブランドを見渡しても見つけることはできないでしょう。

でも、外形スペックの変更無しに積み重ねられたモデルチェンジによって、
外形スペックを変えなくてもラケットの特性は次々と変えていくことができることを示している

インパクトでボールをつかむ感覚(=ホールド性)があるのがこのシリーズの共通特性で、こうしたモデルがフィットするプレイヤーには、そのノリ感がコントロールしやすい安心感をもたらします。

◆ボクトツな性格
このシリーズは元々はシャープな弾き感が特徴的だったのですが、グロメットの設計変更などによって鋭角的な弾き感は影を潜めてきており、マイルドなインパクト感に変わっています。

このモデルのパフォーマンスを一言で表現すると、錦織モデルというハデ目な印象とは異なり、「ボクトツ」という言葉がピッタリな気がします。
余計なことや特に気の利いたことは言わず、でも、任されたことはキッチリ間違いなくこなすというキャラクターイメージです。

インパクト感はマイルドで、鋭角的なゴッツン感は感じられないので、無造作にフェースをボールにぶつけていける安心感のようなものがあります。

そういう点では、強いスピンをかけて打つより、フラットドライブで押し込んでいくようなスタイルに向いていると思われます。

プレイヤーのやったことが実直に打球に反映されますが、それ以上のことはしてくれないタイプで、プレイヤーのスイングパワーどおりの打球スピードが出ますが、プラスアルファのアシストはこのモデルに期待するべきではないでしょう。

◆疲労が軽減されるラケット
「【疲れない!!】と謳うには理由がある」とウイルソンのWebMagazineには書いてあります。
モデル名にも有る「CV=カウンターベイル(Countervail)」という新素材を使用して衝撃吸収性を高めたことで筋肉疲労が軽減されるという説明です。

実際に疲れないかどうかはプレイヤー次第のことなので、こんなふうに言い切ってしまうのはかなり乱暴な気がしますが、このモデルの衝撃吸収性が高いのは間違いありません。
打感はマイルドで、アッサリはしていないものの粘っこさはなく、腕に残る衝撃感はかなり少ないと言えます。

ただ、「疲れない」=「プレイヤーに楽をさせてくれる」と考えるのは大きな間違いです。
もともと、フェースサイズ:95のラケットがプレイヤーに楽をさせてくれるはずはありません。

ですから、正確に言うなら、「ガンガン積極的に攻めていく際に負担を軽減してくれる可能性がある」ということだと思います。

◆スイングウェイトは重め
これは前作から継承されていることですが、スイングウェイトのバラツキ範囲については、かなり重めな部類に入ります。

なので、相手の強打に対してムダに力む必要はないでしょう。
打球衝撃が小さい理由の一つには、このスイングウェイトの数値傾向の影響も有ると思います。

同じ理由で、95平方インチというフェースサイズを見て、このモデルを飛ばないラケットだと思い込んでしまうと、実際に打ってみて意外に感じるかもしれません。
普通に振れば普通に飛びます。

このラケットのスイングウェイトを負担に感じないプレイヤーにとっては、神経質な挙動がなく、コントロールに安心感を持てるラケットだと言えるでしょう。

イヤミなところがなく嫌われにくい性格で、そういう点でも「ボクトツ」だと言えます。


【ウイルソンの解説から】
「疲れない!!」と謳うには理由がある。
ラケット名(CV)にもある新素材”カウンターベイル”を使用しているからだ。
同素材は衝撃吸収性の高さが特徴。
従来のカーボンとの比較で、約130%もの衝撃を減衰させるという実験結果も出ている。
最新の研究では、衝撃・振動こそが筋肉疲労の原因であることが明らかとなっている。
つまり、カウンターベイルが衝撃を吸収することで、筋肉の疲労が軽減されるということなのである(筋肉の働きを図る筋電図を付けての試打実験で、上腕二頭筋、上腕三頭筋、手関節屈筋群[前腕]が14.5%休んでいるという結果も出ている)。

もちろん、完全に疲れないラケットではない。しかし、何分の一でも疲労が軽減されるなら、フルセットにもつれるような接戦では、特にメリットになる。”相手は疲れているのに、自分は元気なまま”というシチュエーションが実現するのだ。
だからこそ、その使用を錦織も楽しみにしている。

「(使用が)待ち遠しいですね。ニューデザインはシンプルでかっこよくなっている。
加えて、カウンターベイルという新しい素材。良いラケットになっていると思います。
体への負担がなるべくないラケットは、昔から欲しかったもの。
少しでも体力、筋力への負担が少ないラケットなら、長い試合の時に心強いラケットになると思います」と錦織。


◆スイングウェイトの選択
ラケットには1本1本個体差があります。
そして、同じモデルであっても、スイングウェイトの数値次第でラケットの性能は大きく変わります。
【参照⇒適切なスイングウェイトとは

ご注文の後に、ご指定のグリップサイズについて、お選びいただけるスイングウェイトの在庫リストをお送りしますので、その中からご希望のものをご指定ください。
スイングウェイト選択について説明やアドバイスをご希望の場合は、ご注文の際の「備考欄」でお知らせください。


◆ストリング・セッティング
張りの硬さについては、張り上がった状態の標準の硬さ(面圧55)に対して、±3ポイント程度の範囲が無難だと言えます。
具体的には、52~58程度ということで、テニスワンの張上実績の86%がこの範囲に入っています。

そして、面圧55は、55ポンドで張るのとは全く異なります。
【参照⇒適切な張上とは

また、寒い時期には柔らかく、暑い時期には硬くが原則です。


フェースサイズ:95平方inch
平均重量:309g
バランスポイント:325mm
フレーム厚:22.0mm
フレーム全長:27.25inch
ストリングパターン:16×20
グリップサイズ:2,3
フレーム定価:40,000円+税

セットガット張上価格 BABOLAT/ブリオ130張上:特価¥24,000(税込 ¥25,920)
マルチ系ながらハッキリした打感で、軽快な弾きが感じられます。
面圧維持性も高く、コストパフォーマンスの高いストリングで、テニスワンのベストセラーアイテムです。
この商品を注文する場合はこちらをクリック!
多彩なセットストリングがお選び頂けます 一覧はこちら


テニスワンのトップへ


プレイヤーの戦力はラケット次第!
使うラケットとの相性の良し悪しはプレイヤーの戦力に大きく影響します。でも、プレイヤーが自分の戦力を正確に把握するのは困難です。
なぜなら、テニスはとても忙しいスポーツで、自分の打球の状態を正確に把握しようとするとプレーが続けられないからです。
そのため、打球に伸びがなくて安定性に欠けるような不利な状態でも、それに気づかずに相性の悪いラケットを使い続けるケースが、技術レベルに関係なくとても多いわけです。
相性の良いラケットに出会うためには人体実験が必要で、しかも、その実験の過程を観察して客観的に判断する仕組みが必要です。

ラケットドックで
自分に合うラケットを見つけて
テニスをもっと快適に!

CLICK↓


「ラケットでプレーが変わる」を動画で確認!
前半と後半で別人のように変わる様子をご確認ください。
Click⇒ラケットでプレーが変わる動画