バボラ/ピュアドライブ 2015

SRIXON by DUNLOP
ピュアドライブ 2015

PURE DRIVE◆概要
2014年11月にモデルチェンジされたバボラのメガヒットモデル「ピュアドライブ」は、1994年にスタートした初代から数えて8代目にあたります。

左の画像でご覧いただけるように、ホワイトが目立つデザインで、歴代のモデル中、最も明るいカラーリングだと言えるでしょう。

これまでのピュアドライブのデザイン傾向とは異なり、細かい文字装飾や模様、グラデーションなどがなく、シンプルで鋭角的なカラー切替になっているため、かなりスッキリした印象の仕上がりです。

◆構造上の変更点
前作からの変更という点では、これまでのモデルチェンジより内容的に大幅だと言えるかもしれません。
それは、ストリングパターンが変更されたからです。

ストリングパターンといっても、 スペック数値上は「16×19」というタテヨコの本数に変更はないのですが、フェースの中でのタイトになる(密集する)部分がフェース上部に移されました。

というのも、バボラは2013年から「バボラプレイ」 というセンサー付きのラケットを発売しましたが、それで得られた数多くのデータから、実際のインパクトゾーンがフェース中心より上部にやや寄っているということがわかり、それに合わせて今回のモデルから、ストリングがタイトになる部分をフェース上部に移動したということです。

この変更点をラケットの構造的な面から見ると、ストリングホールの位置が変わったことで、当然、グロメットの設計も変更され、これまでとは分割構成や素材の硬度が変わりました。

特に、フェースの上側に再配置されたインパクトゾーンの左右に位置する横ガット用のグロメットは、そこだけ分割して他の部分とは異なる素材が使われており、その同じ素材がフレームトップの縦ガット6本分の上下にも部分的に使われています。

従来モデルに比べるとグロメットの構造と素材が複雑化したわけですが、従来モデルのグロメット構造自体が、全てのラケットの中で最も複雑だったと言えるので、それがさらに更新されたということです。

また、スロート部のグロメットについても金型が変更され、これまでより強度的にガッチリした形状になっています。

さらに、インパクトゾーンの横のグロメットパーツが左右で異なるように設計されたため、ガットを張る側はほんの少しめんどくさいことになりました。
左右を間違えて張ると、本来の張り上げに比べて打球フィーリングが変わるようですのでご注意ください。

これまでの歴代のモデルチェンジでは、旧作のグロメットを新作に転用することが可能でしたが、今回のモデルチェンジからそれができなくなります。
前作のピュアドライブを お使いの方で、交換用にグロメットを持っているというケースでも、新しいピュアドライブドライブには旧型グロメットは絶対に入りません。

ラケットは、モデルチェンジの際に、カラーリングを変更するだけであっても、塗料の特性変化の影響で性能が微妙に変わったりしますが、グロメットについては、ストリングとフレームをつなぐ重要な部分であるだけに性能への影響が大きく、その構造や素材を変えるとラケットの基本性能がガラッと変わります。

他ブランドのモデルのケースでは、ウイルソンは2014年モデルから「パラレル・ドリル」というシステムを採用したため、グロメットの設計が変わり、STEAM95とSTEAM100、JUICE100などの基本特性が前作から大きく変わりました。

「ボール⇒ストリング⇒グロメット⇒フレーム⇒プレイヤー」という伝達経路になっているため、グロメットの素材次第で伝達内容が変わってしまうので、普段は目立たない存在ながらも、グロメットはラケットの性能を左右する重要な要素なのです。

◆パフォーマンス
実際に打ってみて最初に感じるのは、スッキリ感です。
これは別に、デザインイメージに影響されたわけではなく、これまでのピュアドライブに比べて、インパクトで受け取る「感覚」が減少して、当たりが軽くなり、打球衝撃の「雑味」のようなものを感じにくくなっています。

また、オフセンターヒットへの許容性が向上しているせいか、ショットのまとまりが良く、インパクトポイントの神経質さを軽減してくれるので、無造作に振っていけます。

そして、今回のモデルチェンジでは前作に比べて部分的にあれこれやっているのですが、その「部分的にあれこれやっている感」がありません。
「今回は工夫しました!」というような取って付けたような感じがなく、「別に、部分的にどこがどうということもない」という感じで、総体的なまとまりの良さはあっても、グロメットの部分的な変更点をダイレクトに感じ取るのは難しいでしょう。

確かに、インパクトをフェースの上側にずらして打てば、前作で感じる打球のつまりや衝撃感が減って、抜けの良い感じで飛ぶのですが、わざわざそんなことをプレー中にやる必要も実際にはないので、トータルでまとまりが良いってことでOKではないかと思います。

インパクト情報の受け取り感が減って、スッキリ出て行く感じになっているため、これまでのようなスピン一辺倒のスイングになってしまう懸念も減るように感じます。

そういう意味で、旧作からの持ち替えではパワーアシストが増したように感じる方が居るかもしれません。
でも、ショットのまとまりが良くなって、ときに不用意に飛んでしまうような不安感が前作より少ないため、オーバーパワーを感じるケースは少ないと思われます。

◆スイングウェイト

前作との違いでもう一つ大きなことは、スイングウェイトのバラツキ範囲です。
前作(濃いめのネイビーカラー)のスイングウェイトのバラツキ範囲は、その前のモデル(薄いブルー)に比べて大幅に軽くなり、それが原因で打球感が硬いというような評価につながったりしたのですが、今回のモデルについては、初回ロットを計測する限りでは適切に改善されているようです。

もちろん、だからといって全部の個体の数値が良いというわけではなく、選ぶ必要があるのは言うまでもありませんが、 これまでの経験上、こうした数値のモデルは世間の評判が総体的に良くなる傾向にあるので、今回の場合もそうではないかと思っています。

全くの私見ではありますが、デザインの好みは人それぞれでも、ラケットの仕上がりとしては今回のピュアドライブが歴代の中で最も良い!というのが私の印象です。


◆スイングウェイトの選択
ラケットには1本1本個体差があります。
そして、同じモデルであっても、スイングウェイトの数値次第でラケットの性能は大きく変わります。
【参照⇒適切なスイングウェイトとは

ご注文の後に、ご指定のグリップサイズについて、お選びいただけるスイングウェイトの在庫リストをお送りしますので、その中からご希望のものをご指定ください。
スイングウェイト選択について説明やアドバイスをご希望の場合は、ご注文の際の「備考欄」でお知らせください。


◆ストリング・セッティング
張りの硬さについては、張り上がった状態の標準の硬さ(面圧55)に対して、±3ポイント程度の範囲が無難だと言えます。
具体的には、52~58程度ということで、テニスワンの張上実績の86%がこの範囲に入っています。

そして、面圧55は、55ポンドで張るのとは全く異なります。
【参照⇒適切な張上とは

また、寒い時期には柔らかく、暑い時期には硬くが原則です。


フェースサイズ:100平方inch
平均重量:300g
フレーム厚:23.0~26.0mm
フレーム定価:34,000円+税

セットガット張上価格(多彩なセットストリングがお選び頂けます 一覧はこちら
BABOLAT ブリオ130張上.
特価:¥20,500+税
バボラのストリング中、最もポピュラーなアイテム。
マルチ系ながらハッキリした打感で、軽快な弾きが感じられます。
面圧維持性も高く、コストパフォーマンスの高いストリングといえます。
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