打ちやすいガット張りとは

打ちやすいガット張り

ゴルフや卓球、野球等、道具でボールを打つスポーツはいろいろありますが、それらのスポーツの道具の中で、ボールが当たる部分のパーツが無い状態で販売されていて、その部分については使う人任せで「どうぞご勝手に」という状態なのは、テニスとバドミントンのラケットくらいではないでしょうか。
フェースの無いゴルフクラブが売られていたら奇妙な感じですが、テニスラケットの場合はそれが普通なのです。

ボールが当たる部分のセッティングをプレイヤーが勝手に決められるのは自由で良いことのようにも感じますが、私どもの10,000名以上のラケット・フィッティング経験から言えるのは、ボールが当たる部分のセッティングが不適切なために、大損をしながらプレーしている方がとても多いということです。

そして、ガット張りが不適切になる原因をラケットメーカー自らが作っているのが、テニスラケット販売の現状なのです。
具体的には、ラケットのカタログやフレームには「推奨テンション」という表示があるのですが、この数値の範囲が現実離れしているので、「推奨テンション」の範囲内で張ると打ちやすい状態にならないばかりか、腕の故障の直接原因になることもあるのです。

ですから、打ちやすいガット張りを手に入れるために最初にやるべきことは、推奨テンションの表記は無視することです。
この制度は、大昔、カーボンラケット初期の頃に破損が多発したことによる役所の通達で生まれたのですが、その後のストリングマシンの性能向上が数値に折り込まれていないため、きちんと張れるストリンガーがこの範囲内で張ったら、普通では使えないくらい硬い張り上がりになります。

推奨テンションについて、もう少し詳しくお知りになりたい方はこちら
推奨テンションは推奨できない

さらに、硬さの指定に使われているテンションにも誤解があって、もともとが硬さの数値ではない(ポンドは重さの単位)ので、ポンドで指定すると張り上がりの硬さとのミスマッチが起きやすいのです。

テンションについて、もう少し詳しくお知りになりたい方はこちら
テンションは硬さではない

ですから、同じテンションで指定しても、マシンの種類とストリンガーの技術内容次第で張り上がりの硬さが大きく変わるわけです。
私どもでは、10,000名以上のフィッティング経験を通じて適切な硬さの範囲を把握しており、しかも、テンションではなく張り上がりの硬さそのものでご指定いただけます

Click!⇒テニスのガット張りの理想はズバリ「打球感を無くすこと」
ガット張りの理想は「打球感を無くすこと」です。「打球衝撃が最小限になるセッティング」が実現すれば、インパクトでヘッドが走る状態になって「伸びて沈む打球」が手に入ります。ガット張りは戦力を左右する大切な要素であり、打球の伸びが勝敗に直結します…

Click!⇒テニスワンのガット張りについて
テニスワンは、快適にプレーできるガット張りの硬さの範囲を10,000回以上の実証実験によって把握してきました。故障の危険のある「推奨テンション」の呪縛から早く逃れて、「伸びて沈む打球」を手に入れるために快適に振り抜ける硬さを目指してください…

知らないと損
ガットについての情報

ガット張りについての40件以上の記事が以下の4つのジャンルに分類されています。

Click!⇒ガット張りで損をする
実際にボールを打つのはガットで、フレームはガットのアクションを受け取るだけの存在なので、ラケットのパフォーマンスの主役はガットです。なので、ガット張りを軽視すると、気づかないうちにプレー上で損をすることになります。このコーナーでは、そうした不利益の具体例を紹介しています。

Click!⇒ガットの種類の選び方
テニスガットについての記事を集めたコーナーです。ガットの基本知識や素材や太さの選び方などの解説と、スピンのかけやすさや打球フィーリングについての記事を紹介しています。ガットについては小さな誤解で大きな損をすることがあるので正しい情報を収集してください。

Click!⇒ガット張りの硬さについて
ガット張りの硬さについてのアドバイスを集めたコーナー。ガット張りについては未開拓の荒野のような状態で、多くのプレイヤーがいまだに「推奨テンションの呪縛」にとらわれています。そのため「快適なプレー」という目的地にたどり着くためのルートを見つけるのは容易ではありません。正しい情報を得て迷路から抜け出してください。

Click!⇒ガットについてさらに詳しく!
ガットについてもっと詳しく知りたい方のための記事を集めたコーナーです。適切な硬さを見つけるための情報と不適切な張上の弊害等についての記事があります。「好きな打球感のセッティング」というワナにハマると戦力低下という迷路から抜け出せなくなります。

ガット張りだけでは「適切なガット張り」が見つからない
ガット張りについての関心が高い方には残念なことですが、でもこれは、まぎれも無い事実です。
その事実とは、「ガット張りだけでは適切なガット張りを見つけられない」ということで、ガット張りについてどんなに深掘りしても、それだけでは快適なセッティングを見つけることはできません。
なぜなら、ガットだけではボールを打つことができないからです。
ガットはフレームに張らないと使えませんが、そのフレームがプレイヤーに合っていないと、どんなにガット張りを工夫しても快適に打てる状態にはなりません。
ですから、快適に打てるセッティングを見つけるには、その前に「自分に合うラケット」を手に入れることが必要なのです。
でも、この話はもっと複雑で、ガットだけではボールを打てないのですが、同じ理由で、フレームだけでもボールは打てないので、自分に合うラケットを手に入れるには、適切なガット張りがされているラケットを試打することが必要なのです。
なぜなら、ガット張りが不適切なラケットをいくら試打しても良い状態にはならないので、時間のムダになってしまうからです。
テニスワンのラケットドックには適切なガット張りが施されているラケットが用意されているので、プレーが良くなるラケットが見つかります。Click!↓

GUT LIVEなんて必要ない![広告]
ガットの動きが悪いせいで起こるネットやアウトを、全部自分のせいだと思いたい人には、GUT LIVEは必要ありません。
◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、フェースから打ち出される打球の角度が毎回変わるので、その影響で打ショットの深さが不安定になります。

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