ラケットドックはプレーを見て一人ひとりの身体に合うラケットを客観的に選ぶサービスです

日本で唯一のラケットフィッティングサービスで10,000名以上の実績があります

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良いラケットではなく
合うラケット

使用するラケットが自分に合っているかどうかで、プレーの爽快感やゲームの楽しさが大きく変わります。
でも、自分に合うラケットをどうやって選べばいいかわからないという方も多いようです。

そのため、よく知らないものを購入するときは世間の評判が気になったりします。
実際に、ネットの口コミなどで評判の良いラケットというのもいろいろあるでしょう。

でも、人の身体と運動の特性は一人ひとり違うので、世間で評判の良いラケットが自分に合う可能性は低いと考えたほうが妥当です。

合うか合わないかは
実際に打ってみなければわからない

では、どうやって選ぶかということですが、その答えはとてもシンプルで、実際に打ってみれば良いのです。
一人ひとりの運動特性に合わせてラケットを選ぶには、理屈をこねていても始まりません。

ウェアや靴を選ぶときと同じように、身体にフィットするものを選ぶ際には実際に着てみたり履いてみたり、ラケットの場合であれば実際に打ってみるのが一番です。

試打の際にクリアしなければならない条件

でも、この実際に打ってみるという単純なことを実現するのが実はとても難しいのです。
その理由は二つあって「用意するラケットの問題」と「判断の方法」です。

用意するラケットの問題

「用意するラケットの問題」は具体的には以下の三つです。

1.候補の選抜

現在、テニス市場で販売されているラケットは100モデル以上あるので、それらを全て候補として考えると、いくら試打を重ねてもキリがない状態になります。
ですから、あらかじめ対象候補が選抜されていないと収集がつかなくなるわけです。
ラケットドックでは、これまでの10,000名以上の実績にもとづいて、フィット率の高いラケットを候補として絞り込んでいます。

2.ラケットには個体差がある

テニスラケットにはスイングウェイトという数値があり、同一モデルでもその値は1本1本で個体差が大きいのですが、その数値次第で操作性や打ち負けやすさなどに直接的な影響が出ます。
ですから、適切な数値の個体を選んで試打しなければプレーが良くなるラケットは見つかりません。

3.ラケットはガット次第

ボールが当たるのはフレームではなくストリング面なので、そこの状態が適切でなければラケットの性能は台無しになってしまいます。
ですから、試打する際は「適切なストリング・セッティング」が欠かせない条件です。

ラケットの問題についてもう少し踏み込んで知りたい方はこちら
⇒ラケット選びはモデル選びとイコールではない

このように、「1.候補の選抜」「2.スイングウェイト」「3.ストリング・セッティング」という三つの条件を同時にクリアしたラケットを用意しなければ効果的な試打ができないわけです。

判断の方法

さらに、ラケットの問題をクリアしても、最終的な結果の判断を間違えては何もなりません。
でも、その判断のしかたに見逃しがちな落とし穴があるのです。
その落とし穴とは、「実際に打ってみても本人はわからない」ということです。

もちろん、打った感じが好きか嫌いかは本人がわかるし、逆に言えば、それは本人しかわからないのですが、でも、これまでの経験から判明したのは、好き嫌いで選ぶとハズレを選んでしまう可能性が高いということです。

というのも、使うラケットの相性次第でプレイヤーの戦力に違いが出るのですが、それをプレー中の本人が把握するのは容易ではありません。

プレイヤーの動きと打球の状態

プレイヤーの戦力とは、大きく分ければ「打っているときの動き」と「打球の状態(安定性と勢い)」です。

プレイヤーの動きについては、テニスは長時間に及ぶスポーツなので、できるだけ負担が少ない動きのほうがベターなのは言うまでもありません。
ただ、いくらプレイヤーの負担が少なくても、打球に勢いがなければ、決め手の無い打ち合いが続くだけでなく相手から攻め込まれてしまいます。
ですから、プレイヤーの運動負担と打球の状態の両方を同時に観察して合うラケットを見つける必要があるのです。

ボール以外のものに注意を向けられない

でも、打ち合っている最中のプレイヤーはとても忙しいので、そんな余裕はありません。
プレー中は、ボール以外のものに注意を向けたとたんにミスが出るくらいボールの動きへの集中が必要なので、自分の身体の動きなどは気にしていられないわけです。
ですから、合うか合わないかの判断はプレイヤー以外の人に任せるしかないわけです。
プレイヤー本人の判断では、打球感の好き嫌いなどの戦力とは関係のない理由で選ぶことが多いのでハズレやすいわけです。

運動の強度と打球の強さは反比例する

さらに、ラケットドックの現場で見る限り、プレイヤーの負担が減ってリラックスした状態のほうが打球の威力が増す例が多く、その逆に、プレイヤーが一生懸命打つと運動が空回りして打球が失速するケースが多いのです。

勝ちやすいラケットはプレイヤーが頑張ってしまうラケットではなく、運動が効率化するラケットです。

ラケットドックで快適なラケットを手に入れてください。