新モデルが打ちやすいのは本当?

新しいテニスラケットのほうが
打ちやすいって本当?

【質問】新しいラケットのほうが打ちやすい?

やっぱり、古いラケットより新しいラケットのほうが打ちやすいのでしょうか。

【回答】
間違いなく言えるのは、フレームを構成する素材に関しては日進月歩で進化が続いています。
カーボン繊維の単位重量あたりの強度や、カーボン繊維を固める樹脂の粒子密度などに違いが見られるのですが、それらの進化が直接的に、出来上がったラケットの打ちやすさとして反映されているかどうかについては定かではありません。

簡単に言えば、素材が良くなったからといって、トータルの性能として打ちやすくなったとは限らないということです。

内容的な変化としては、以前は、モデルチェンジ毎に、素材強度の向上によってフレームの剛性が上がり、それによって飛びが良くなるという傾向が一般的だったのですが、最近は、逆に剛性を落として、インパクト時の変形を意図的に発生させるような方向性が出てきています。

フレームのシナリや粘り等のインパクト時の変形は、一歩間違えると反発力の低下やバイブレーションの発生、反発方向の狂いなどを生むので、それを抑える方向性がラケットの開発では一般的だったのですが、最近は新しい流れができつつあり、適切な変形が発生するように緻密に設計することで、衝撃を吸収したり、ボールをマイルドに掴む感じをもたらしたりということが出来るようになってきています。

ただ、そうはいっても、新しいラケットは打ちやすいと大雑把に考えないほうが安全です。
というのも、車や電気製品のように、性能向上が基本的に誰にも享受できる製品と違い、テニスラケットについては使う人との相性次第で、打ちやすかったり打ちにくかったりするので、良い悪いでは単純に判断しにくいのです。

ですから、最新モデルを買ったとしても、それが打ちにくいというケースも充分に考えられるわけで、自分に合うかどうかを最優先で考えることが大切だと思います。

GUT LIVEなんて必要ない![広告]
ガットの動きが悪いせいで起こるネットやアウトを、全部自分のせいだと思いたい人には、GUT LIVEは必要ありません。
◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
◇スピンで押さえ込めずに浮いてアウト
さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
◇打球の深さがバラバラ
ガットの動きが安定せずに、ボールインパクトで動いたり動かなかったり、戻ったり戻らなかったりすれば、フェースから打ち出される打球の角度が毎回変わるので、その影響で打ショットの深さが不安定になります。

自分のせいではないことで損をしたくないと思ったらこちら!↓Click!

発売以来10000個以上売れています。
リピーター増加中!

関連記事一覧