重く感じるのは合っていないせいか

テニスラケットが重く感じるのは
自分に合っていないせい?

【質問】重く感じるのはラケットが合っていないせい?

ストロークの練習をしていると、ラケットが重く感じたり手が疲れたりするのは、そのラケットが自分に合っていないということでしょうか?

【回答】
ちょっと変な言い方ですが、重く感じるのは腕が疲れるからで、腕が疲れるのはラケットが重いせいではなく、ラケットの特性が合っていないせいだと考えられます。
これを誤解して、重いから疲れると考えてしまうと、正しい対処ができないでしょう。
ちょっと複雑で分かりにくいですね。

昔の話ですが、ウッドラケットの頃は女性の初心者でも360g以上のラケットを使っていましたので、極端な場合を除けば、物理的な重量やスイングウェイトの負担が即、疲労につながるとは考えないほうが無難でしょう。
ですから、逆に言えば、軽いラケットであれば腕に楽ということもないわけです。

腕の負担が発生する最も大きな原因は、ボールインパクトにあると言って良いでしょう。
ボールを打つ際に発生する衝撃に耐えることに筋力が使われるわけです。

そして、ボールインパクトで大きな衝撃が発生するのは、ラケットが合っていないせいです。

強い打球を打った時には強い手応えがあると誤解しているプレイヤーが少なくないのですが、ボールを打った時の手応えは、単なる伝達ロスです。

プレイヤーのスイングパワーがうまく打球に伝わらないと、大きな手応えとしてそれが戻ってきてしまうわけですが、そういう状態ではプレイヤーは力を入れて打つようになります。
その結果、疲れるわけです。

さらに、力を入れて打っても、その力はボールに伝わらず、強い打球は生まれないため、さらに力を入れて打つようになりがちです。
このように、力を入れて強いボールを打とうとすること自体が、ラケットが合っていない時の代表的な症状です。

テニスで勝ち上がるためには、ボールを打つ回数はとても多くなります。
1dayの大会で5セットくらいやらされる場合は、優勝するまで1,000回くらい打つ計算になります。ポイントを取るためには威力のある打球が不可欠ですが、力を入れて打っていては1,000回持ちません。

そのため、勝ち上がるためには、力を入れないで強い打球が打ち出せる状態が必要なのですが、手応えの大きい合わないラケットでは、それは難しいでしょう。

また、ラケット自体がプレイヤーに合っていても、ストリング・セッティングが合わなければ、トータルでは合わないラケットになってしまいます。そういう意味で、ラケット選びは難しいですね。

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◇ボールが面からこぼれてネット
ガットが動かないと「食い付き感」が生まれないので、インパクトでボールをつかまえられずにポロッとこぼれてネットすることが多くなります。そう、あの惜しいネットは食いつかないガットのせいで、自分のせいではなかったかもしれないのです。
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さらに、インパクトで動いたガットが戻るときに順回転がかかるので、ガットが戻らないと回転が安定せずスッポ抜けのアウトが出やすくなります。逆に、確実に回転がかかればショートクロスやスピンロブなどが打ちやすくなります。
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