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●ラケットの性能はモデル名で決まると思われている!?
ラケットの性能はモデル名でだいたい決まってしまうと一般的には思われているようです。
その証拠に、ラケットについてのさまざまな話がネット上を飛びかい、人々の口にものぼりますが、ほとんどの場合、そこにモデル名以外の情報が付加されていることはありません。
「何々は打ちやすい」、「何々は弾きが良い」、「何々は、ストロークは良いけれどボレーが打ちにくい」等々、いろいろな評価がなされますが、その時の「何々は」というのは「モデル名」のことです。
このように、モデル名しか分からない状態でラケットの性能が語られるのは、モデル名だけでラケットの性能が決まると考えられているからだと思われます。
ところが実際は、モデル名だけではラケットの性能は決まりません。
モデル名以外の要素でラケットの性能が大幅に変わってしまうからです。
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| ●ラケットの性能を決める3つの要素 |
ラケットの性能を決定する要素は、「モデルの性能」以外に2つあります。それは、「スイングウェイト」と「ストリング・セッティング(ストリングの種類と硬さ)」です。
TENNIS-ONEでは、ラケットの性能を決めるこれら3つの要素について、それぞれの重要性は同等だと考えています。なぜなら、この3つの内どれか1つでもダメなら、そのラケットの性能は使う価値がないくらい台無しになってしまうからです。
モデルの性能はラケットの性能を決める材料の1つですが、それで全てが決まるわけではないのです。 |
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| ●スイングウェイト |
テニスラケットには、カタログに記載してある重量やバランスポイントとは別に、スイングウェイトという数値があります。 これはグリップを中心にしてラケットを振ったときの抵抗の大きさ(慣性モーメント)を計測した数値です。
この数値が大きければ取り回しは重くなりますが、インパクトでは安定感が増して、ボールは楽に飛ぶようになります。
そして、この数値はモデル毎に決まっているわけではなく、同じモデルでも1本1本個体差があって、どのモデルにも約20ポイント前後のバラツキ幅があります。
1本1本でスイングウェイトが異なるため、同じモデルでも、ラケットの使いやすさは1本1本違うのです。同一モデルでも、飛びや打球感が1本1本変わるなどということは、多くのテニスプレイヤーにとっては想定外のことだと思われます。 |
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●ストリング・セッティング
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テニスラケットは通常、完成していない状態で販売されており、そのままではボールを打つことができません。プレーに使用するためにはストリングを張り上げなければならないのです。
そして、プレー中にボールが当たるのはフレームではなく(基本的に!)ストリング面ですので、そこがどんな状態なのかはラケットの性能に大きく影響します。
どんなストリングをどんな硬さに張り上げるかで、完成品としてのラケットの性格が大きく変わってしまうのです。
もともと、フレームだけではボールを打つことができないのに、フレームの名前(モデル名)だけでラケットの性能についてあれこれ言われるケースが多いのは、とてもおかしなことだといえます。 |
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●モデルのスペックを越える影響力
例えば、以下の2モデルで楽に打てるのはどちらでしょうか。
WILSON/ TOUR BLX 95
(フェースサイズ:95平方インチ、フレーム厚:22mm、設定重量:289g)
WILSON/ KOBRA TEAM FX
(フェースサイズ:100平方インチ、フレーム厚26mm、設定重量:299g)
ラケットについて多少知っている人であればスペックの数値を見ただけで、フェースサイズが大きく、フレームが厚いKOBRA TEAM FXのほうが飛ぶということがわかります。でも実際は、そうとは限らないのです。
フェースサイズが大きく、フレームが厚いラケットのほうがボールが飛ばないなどということは、普通に考えればあり得ないのですが、現実的にはあり得るのです。
その理由はスイングウェイトにあります。
TOUR BLX 95 のスイングウェイトのバラツキ幅が290~320くらいなのに対し、KOBRA TEAM FX のバラツキ幅が250~275くらいです。
スイングウェイトの数値はボールを飛ばすパワーですので、数値の差が40ポイントもあれば、外形スペック上のパワー性能を簡単に飛び越えてしまうわけです。
その結果、TOUR BLX 95 では、普通に振ればボールが飛ぶのですが、KOBRA TEAM FX では打ち負けないように力を入れて、ひっぱたくようなスイングになってしまいます。でも、そんな状態で力んで打っていても、自分の使っているKOBRA TEAM FX がTOUR BLX 95 より飛ばないなどということは想定外なので、力むのは自分の打ち方のクセだと思い込んでしまうわけです。
このように、スペック上は飛ぶラケットなのに、スイングウェイトの数値が小さいために飛ばないラケットになってしまっているというケースは、実際には結構多いのです。
中厚のラケットであっても、スイングウェイトの数値が適正範囲に達していない場合は、薄くてフェースの小さいラケットよりパワーがなく、力まなければボールが飛んでいかないという状態になります。
ピュアドライブを使っているプレイヤーの多くは、ピュアドライブというモデルの性能の範囲内で使っていると思っているのではないでしょうか。 そのピュアドライブが、TOUR BLX 95より飛ばないラケットになっているとは、普通は予想しません。あるいは逆に、オーバーサイズの厚ラケより飛ぶように仕上がっているピュアドライブがあることも、普通は想定されていないでしょう。
ですから、「何々を使っているけれど、あれはどうだろう」というような話が行き来するのですが、実際には、スイングウェイトやストリング・セッティングの影響はモデルスペックを簡単に越えてしまうので、モデル名だけでは何も決まらないと言っても過言ではありません。
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| スイングウェイトとストリング・セッティングがラケットに与える影響を重視せずに、多少の差、いわばアイスクリームの上に載せるトッピング程度にしか考えられていないとしても、実際には、アイスクリーム本体の味が変化して、まずくて食べられなくなってしまうくらいの影響力があるのです。 |
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| ●モデル名以外2つの要素は重視されない |
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ところが、モデル名はラケットを見れば分かりますが、スイングウェイトとストリング・セッティングはラケットを見ても判別できません。
スイングウェイトについては、そんな数値の存在を知らないという方も少なくありませんし、ストリング・セッティングについても、ショップやコーチにお任せという方も多いと思われます。
そのため、ラケットの性能を大きく左右する2つの要素はそれほど重視されないまま、「ラケットの性能≒モデルの性能」と誤解されてしまうようです。 |
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●スイングウェイトとストリング・セッティングには適正範囲がある
TENNIS-ONEでは、ラケットドックという名称で、これまで3,000名以上のテニスプレイヤーに対してラケットフィッティングを実施してきましたが、その経験を通じて、ラケットの特性がプレーに与える影響について、さまざまな情報を蓄積してきました。
その中には、スイングウェイトが軽すぎる場合と重すぎる場合でプレイヤーはどういう影響を受けるか、あるいは、ストリング・セッティングが硬すぎる場合と柔らかすぎる場合ではプレイヤーの動きにどんな変化が現れるか等の情報も、当然ことながら含まれます。
そうした経験から言えることは、スイングウェイトとストリング・セッティングについて、それぞれが適正な範囲から外れている場合はプレーに弊害が出るということです。
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| ●ラケットのストライクゾーン |
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TENNIS-ONEでは、スイングウェイトとストリング・セッティングの適正範囲で構成される枠組みをラケットのストライクゾーンと名付けています。
モデル自体の性能がいくら良くても、そのラケットのスイングウェイトやストリング・セッティングがストライクゾーンに入っていない場合は、できれば使わないほうが良いでしょう。
そして残念なことに、メーカーから出荷されるラケットフレームには、スイングウェイトの数値が適正な範囲に入っていないものも数多く含まれるのが現実です。
ストリング・セッティングについても、フレームに書いてある推奨範囲を鵜呑みにして張り上げることで、通常の使用に適さない張り上がりになっているケースも数多く見受けられるのです。 |
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●プレイヤーに合わせるより大切
スイングウェイトの選択やストリング・セッティングについては、プレイヤーに合わせて決めるという考え方が、世間一般の常識だと思われます。使う人の好みや体に合わせるというのは、それなりに合理的に思えますが、実際はそうでもないのです。
というのは、使用するボールが約60gの公認球で、それを実戦レベルのスピードで打ち合うことを前提にした場合、それに適したスイングウェイトとストリング・セッティングについては、選択の幅はそれほど広くはないとお考えいただいたほうが良いでしょう。
ジュニアプレイヤーを例に取れば分かりやすいかも知れません。身長も低く、筋力もない彼らに合わせてラケットを選ぶのなら、普通に考えれば、取り回しが楽なスイングウェイトのかなり軽いラケットが適しているように思われます。ところが、彼らが大人と同じコートで、大人と同じくらいのボールスピードで打ち合うためには、そんなラケットでは役に立ちません。大人と同じくらいのスピードボールを打ち合うためには、大人と同じくらいのスイングウェイトのラケットが必要なのです。
モデル選びは人に合わせることが最優先ですが、スイングウェイトの選択やストリング・セッティングについては、打ち合うボールに合わせるということを基本にお考えいただいたほうが良いでしょう。
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●ストライクゾーンを外さないことが大切
スイングウェイトやストリング・セッティングが適正範囲を外れている場合は、運動の効率が低下してプレイヤーの負担が増えます。
テニスは対戦ゲームですので、そういう状態では勝ちにくくなります。
もちろん、テニスの楽しみ方もいろいろですので、フィットネスとしての取り組みであれば勝ちやすさはラケット選びの優先条件にはならないので、それほど厳密に考える必要はないでしょう。
でも、勝つことを目指しながら、ラケットのスイングウェイトやストリング・セッティングについては無頓着というのでは、せっかくの練習がムダになってしまいます。
ストライクゾーンを外れたラケットはプレイヤーに余計な負担をもたらしますので、どんなラケットを選ぶ際にも最優先しなければならないのはストライクゾーンを外さないことです。
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●TENNIS-ONEにお任せ下さい
「正直言ってスイングウェイトなんてよくわからないし、どんなストリングを選んでどれくらいの硬さに張り上げれば良いのかも自分では決められない」という方も少なくないでしょう。でも、だからといって、そこをいい加減にスルーしてしまうと、プレー上で損をすることになります。
分かりにくいことはTENNIS-ONEにお任せ下さい。
まずは、今お使いのラケットを持って、TENNIS-ONEにお越し下さい。
経験豊富なスタッフがお待ちしております。
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