| 1.重量が軽いラケットは取り回しが軽い |
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ラケットの長さはおよそ70cmくらいですが、ラケットの重量はその長さに均等に配置されているわけではありません。
重量が重くても、そのほとんどがグリップ寄り配置されていれば取り回しは軽く、重量が軽くても、それがヘッド寄りに集中していれば、グリップを持って振ると重く感じます。カナヅチの頭の金属部分を持つか、木の柄の部分を持つかの違いです。
ラケットの重量が軽くても取り回しが軽いとは判断できません。「何々g」という重量の数値だけでは取り回しの重さは判断できないのです。
実際に、300gを大きく切る軽いラケットの場合、軽くなっているのはグリップ部分で、ヘッド部分の重量はあまり軽くありません。つまり、軽い重量のほとんどがヘッド側に寄っているのです。ですから、振ってみると、重量の数字ほどは軽く感じないというケースが多いのです。 |
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| 2.バランスポイントの数値は大きいほうがラケットヘッドが重い |
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何らかの方法で、ラケットのグリップ部分から重量を削り取ると、バランスポイントはヘッド側に寄ります。その場合、グリップ部分が軽くなったからといって、ヘッド部分の重量が増したわけではありません。グリップが軽くなるとバランスポイントの数値は大きくなりますが、その分ヘッドが重くなったということではないのです。
この反対に、グリップテープを巻くと重量は5gほど増加し、その分、バランスポイントの数値は減少します。ですがこの場合も、グリップが重くなっただけでヘッドが軽くなったわけではありません。
異なる2モデルでバランスポイントの数値が310mmと340mmなどのように大きく異なる場合、数値が大きいほうのラケットの重量は大幅に軽いのが普通で、そうした場合は、ヘッドが重いというよりグリップが軽いと判断するのが妥当でしょう。
バランスポイントの数値はヘッド部分の重量より、グリップ部分の重量によって大きく影響を受けるのです。 |
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| 3.硬いラケットはボールが飛ばない |
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逆です。硬いラケットのほうがボールは飛びます。柔らかいラケットは、ボールとの衝突のエネルギーがラケットの変形にまわってしまうため、ボールを飛ばすエネルギーが小さくなります。テニスボールが砂浜で弾まないのと同じ原理です。そのため、薄くてしなやかなラケットほどボールが飛びません。
しかしながら、近年は薄くても剛性の高いラケットが増えており、そういうケースでは薄くても飛びます。
また、飛ばないラケットは打球衝撃が大きいため手応えが硬く感じる傾向があり、手応えを基準にすると硬く感じるラケットはボールが飛ばないということになりますが、その場合でも、ラケットの剛性が高い(硬い)ということではありません。 |