| ●シューズと同じ |
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テニスにおけるラケットは、ランニングにおけるシューズの役割と似ています。足にピッタリ合うシューズを履いたからといって実力以上のタイムが出ることはありませんが、サイズが小さすぎたり大きすぎたりすれば、実力が出せません。
合うラケットを選んでもプレイヤーの実力以上のプレーができるわけではありませんが、合わないラケットを使っていると実力が発揮できません。そのため、上達への道は険しいものになるでしょう。
合わないラケットと格闘することで、多くの練習時間がムダに費やされてしまうからです。ブカブカのシューズを履いていくら練習してもタイムが縮まらないのと同じです。
また、ジュニアは大人より体とプレー能力の変化が速いため、合うラケットの見直しがこまめに必要なのもシューズと同じです。 |
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| ●する必要のない努力 |
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飛ばないラケットでは、スイングに力みが入るためにインパクト後に体の軸が前後左右にブレます。さらに、ジュニアの場合は体を支える筋力が小さいため、足がフラつくこともあります。
ゴルフのように1回のショットで完結するのであればそれほど問題ないのでしょうが、テニスのように短時間に連続して打たなければならないスポーツでは、打球後の体のブレやフラつきは大きなマイナスになります。
また、無理な力みはショットの精度を下げるため、ミスが発生しやすくなります。それらを解決するために熱心に練習を重ねる方が多いのですが、それは空しい努力だといえます。合っているラケットを使えば必要のない努力だからです。 |
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| ●ジュニア用ラケットはジュニアには不向き |
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26インチなどの短いジュニア用ラケットは、上達を目指すジュニアプレイヤーには不向きだとお考え下さい。
お子様の身体と筋力に合わせて軽くて取り回しやすいものをと考えるのが一般的ですが、そこで忘れてはならないのは、使うボールとコートの広さは大人と同じということです。
(スポンジボールやロープレッシャーボールは除きます)
親御さんがプレーできる場合は、26インチのジュニア用ラケットを借りて、実際に打ってみてください。ご自分のラケットよりボールが飛ばずに打球の衝撃が強いことに気が付くでしょう。
そのような、大人が打っても飛ばないラケットで、非力なジュニアにプレーさせるのは不合理です。硬式野球で使うボールを子供用のプラスチックバットで打つようなものなのです。
他のスポーツのように子供用のボールが用意されている場合と異なり、テニスの場合は約60gというボールの重さは変わりません。さらに、コートの広さも変わらないので、体の大きさを基準にすれば、大人の1.5倍以上遠くまで飛ばさなければならない計算になります。
ジュニア用のラケットは、スポンジボールやロープレッシャーボール、あるいは、プレー導入時の緩いボールを打つためのものとお考えいただいたほうが良いでしょう。大人と同じくらいのスピードでボールを打ち合うようになったら、スイングウェイトの軽いジュニア用のラケットでは無理なのです。
ジュニア用のラケットでなかなか上手くならないと感じていたら、試しに、大人用のラケットを使わせてみて下さい。そのほうが良いボールが打てるはずです。
基本的には、大人用ラケットの中からジュニアが使えるくらいのスイングウェイトと重量を持ったラケットを選ぶと良いと思います。重量は軽めで良いのですが、スイングウェイトについては、軽ければ軽いほど良いということではありませんので、注意深く選ぶことが必要です。 |
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| ●サイズを気にせずに靴を買うようなもの |
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スイングウェイトを気にせずにラケットを買うのは、サイズを気にせずに靴を買うようなものです。
靴には必ずサイズがあるように、ラケットには同じモデルでも20~30ポイントの範囲でスイングウェイトの個体差(バラツキ)があります。
ラケットを意のままに操るためには、ラケットのスイングウェイトはできるだけ軽いほうが良いのですが、重さが約60gあるボールを打ち返すためには、スイングウェイトは大きいほうが楽です。
特に、ボールスピードが上がれば上がるほど、スイングウェイトが大きいほうが返球は安定します。
ジュニアプレイヤーは使える筋力が限られており、スイングウェイトの選択には大人よりシビアになる必要があります。大人であれば多少の無理ができても、筋力に余裕のないジュニアの場合はスイングウェイトが重すぎる弊害と軽すぎる弊害のどちらの影響も受けやすいのです。
基本的には、体力的に自由に取り回せる範囲で、できるだけ重めのスイングウェイトを選ぶと良いでしょう。 |