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| ● 飛ぶ飛ばないも相性で変わる |
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ラケットのパワー、ボールの飛びくらいは、純粋にラケットに備わった性能だと言っても良いような気がしますが、実際にはそうでもないのです。
フェースサイズとフレーム厚については、その数値が大きいほどボールを飛ばす力が大きいと判断されます。
フレーム厚が同じでOS(110平方インチ)とMP(100平方インチ)のラケットがあった場合、従来はOSのほうが飛ぶのが当たり前とされていました。ですが、コート上で実際にいろいろなケースを見る限り、プレイヤーとの相性でそれが逆転することが結構あるのです。
スペック的にはMPのほうが飛ばないはずなのに、明らかにMPのほうが打球の勢いが良いというケースは珍しくありません。ラケットの飛びの性能さえ、プレイヤーとの相性次第で変わってしまうわけです。 |
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| ● 人の感想や評価を頼りにできない |
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ですから、こうした「合うか合わないかで評価が変わる」商品について、使った人の感想や評価を参考にするのはあまり有効な方法とは言えないのです。
ウェアやシューズのサイズを選ぶとき、他人が良いと言ったのと同じサイズを選ぶ方は少ないのではないでしょうか。それは、こうした商品は他人にピッタリのものが自分にもピッタリ合うとは限らないからです。
テニスラケットもそれと同じようなものなので、他人が絶賛するラケットが自分にも合う可能性はそれほど高くはないのです。
ある商品について知ろうとする時、それを実際に使ったことのある人にその感想や評価を聞くことは有益であることが多いのですが、テニスラケットについては、100人の人に意見を聞いたら100通りのバラバラな答えが返ってくる可能性があるのです。
インターネットで多くの情報を集めれば集めるほど、何がなんだか分からなくなるのはこうした理由なのです。 |
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| ● 良いラケットはない |
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多くの方は、「何か良いラケットはないか」という探し方をしますが、その先には出口がありません。
優れた性能を持ったラケットを探そうとしても、実は優れた性能のラケットというものは存在せず、あるのは「合うラケットと合わないラケット」だけなのです。
100人中99人に支持されるラケットがあったとしても、それが自分に合わなければ「良いラケット」ではないのです。 |
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| ● ラケットの性能についての知識はあまり役に立たない |
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ラケットの性能についていろいろ知ろうと努力している方々には大変申し訳ないのですが、結論を言ってしまえば、自分に合うラケットを探そうとする場合、ラケットの性能についての知識や情報はあまり役には立ちません。
ラケットについてどんなに詳しくなっても、もう片方のプレーヤーとしての自分に詳しくならないと合うかどうかの判断ができないからです。 |
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| ● どんな病気か分からなければ、合う薬は探せない |
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二つのものを合わせるためには、両方のことが良く分かっている必要があります。一方のことだけ良く分かっていても、もう片方がブラックボックスでは合わせようがないのです。
医療に例えれば、薬の効能と病人の身体の両方について知っていないと、適切な処方が出せないわけです。薬剤師さんが薬のことにいくら詳しくても、どんな病気なのか診断できなければ、適切な薬を選ぶことはできません。
多くのテニスプレーヤーは、自分がどんな病気なのかを知ろうとせずに、薬のことばかり注目して「何か良い薬はないか」と探し回っているように見えます。 |